インストール環境
インストールした環境は、Windows 7 Professional SP1です。 社内で実施したので、Proxyサーバのうらからインストールしました。
参考にした情報
以下の情報を参考にさせて頂きました。 すばらしくまとまっています。
Cygwin で RubyとGitをコンパイルして使おう - Qiita
Cygwin インストール
Cygwin Installationから最新版のCygwinをダウンロードしてくる。ダウンロードしてきたsetup-x86.exeを右クリックし、[管理者として実行]を選択する(たぶん不必要)。
[1] [次へ]を押下
[2] "Install from Internet"を選択
[3] C:ドライブがかつかつなので、"Root Directory"として、D:\software\cygwinと入力
[4] インストールしたものが格納される場所を選択。同様にD:\software\Downloadsと入力
[5] ディレクトリが存在しないので、新たに作るとさ
[6] Proxyサーバの背後にいるので、Proxyサーバを指定する。Google chromeと同じでIEの設定を見に行くを選択すれば良い(ID, パスワードを設定している場合、この後の画面で入力が求められる)。
[7] "Download Site"は国内(*.jp)を選択しておくことが無難。ここではftp://ftp.jaist.ac.jpを選択
[8] あとあとapt-cygでインストールするため、ここでは最低限のやつのみ入れておく。
[9] インストールのサマリが表示されるので、[次へ]ボタンを押下
[10] インストールされ、これでCygwinのインストールが完了となります。
パッケージマネージャapt-cygをインストール
Cygwinでdebian likeなパッケージ管理ができるapt-cygが便利です(setup.exeをいちいち起動せずにコマンドラインでインストール操作が実行できます)。ただ、apt-cyg - PIB - Seesaa Wiki(ウィキ)を見るといくつか亜流ができているようで^^;
いくつかの情報で言及されているhttp://apt-cyg.googlecode.com/svn/trunk/からインストールしてしまうと、リポジトリのパスが変更になった(ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/配下がアーキテクチャで別れた)ため、動きません。なので先ほどのリンク先のものを利用します。
$ mkdir /tmp/apt-cyg $ cd /tmp/apt-cyg $ git clone https://github.com/koulokada/apt-cyg . $ chmod +x apt-cyg $ mv apt-cyg /bin/ $ apt-cyg —use-setprc <= setup-x86.exeのcache, mirrorの情報を引き継ぎ $ apt-cyg update
[追記] 2014.02.21
もしパッケージが足りない場合、apt-cygすると以下のようなメッセージが出力されます。 「wget, tar, gawk, bzip2いれてね。」と。
$ apt-cyg install inetutils You must install wget, tar, gawk and bzip2 to use apt-cyg.
Proxy環境でapt-cygを利用する
[追記] 2014.02.21
大事なことを忘れていました。Proxy環境から利用するため、 Proxyサーバを指定する必要があります。 設定するところは、なぜかwget。たぶんダウンロードするためにwget使っているからかな。 /etc/wgetrcに記述します。proxyで検索すると記述例があるので、それに従い記述します。
$ vi /etc/wgetrc ...(省略)... http_proxy = http://proxy.example.co.jp/ https_proxy = http://proxy.example.co.jp/ ftp_proxy = http://proxy.example.co.jp/ ...(省略)...
コンパイラやライブラリをインストール
あとは開発環境を整備するための環境を入れておきます。
$ apt-cyg install gnupg -X $ apt-cyg install gcc-core $ apt-cyg install make patch $ apt-cyg emacs emacs-el $ apt-cyg install libncurses-devel openssl-devel readline libsqlite3-devel libxml2-devel libxslt-devel
次回は、rdenvでrubyの環境を整備します。