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赴くままに技術を。

押して開く

半年ぐらいずっと同じような指摘をいただいている。

「会になっていない」
「口割りまで降りていない」

だったり、矢が下に行ったり。

弓道で本当に一連の動作が大事だなと思えるのは、こういった原因が直前の動作の引き分けにあるのではなく、遡ると取り懸けに原因があったり、足踏みにあったり、奥が深い。

まだ何が原因かは突き止めていないが、先日の練習でイメージが湧いたのは、「妻手を肩にのせるように」というアドバイスだった。 意識すると妻手の肩が入っておらず、それが先の指摘に続いていた。そうすると今度は小さく引いているような気がしてくる(右肩がクルッと回っているような感覚)。これでは次はおそらく大きく引くことという指摘をもらうだろう。

そうなると今の時代は便利で、Youtubeで人の行射を眺めたり、解説を読んだり。最後にたどり着いたのは「押して開くこと」。しばらくはこの押して開くを無意識にできるよう、なんどもなんども反復したい。