GIG

赴くままに技術を。

Cygwin(v2.831)事始め

インストール環境

インストールした環境は、Windows 7 Professional SP1です。 社内で実施したので、Proxyサーバのうらからインストールしました。

参考にした情報

以下の情報を参考にさせて頂きました。 すばらしくまとまっています。

Cygwin で RubyとGitをコンパイルして使おう - Qiita

Cygwin インストール

Cygwin Installationから最新版のCygwinをダウンロードしてくる。ダウンロードしてきたsetup-x86.exeを右クリックし、[管理者として実行]を選択する(たぶん不必要)。

[1] [次へ]を押下

f:id:hermesian:20140220123541p:plain

[2] "Install from Internet"を選択

f:id:hermesian:20140220123546p:plain

[3] C:ドライブがかつかつなので、"Root Directory"として、D:\software\cygwinと入力

f:id:hermesian:20140220123543p:plain

[4] インストールしたものが格納される場所を選択。同様にD:\software\Downloadsと入力

f:id:hermesian:20140220123544p:plain

[5] ディレクトリが存在しないので、新たに作るとさ

f:id:hermesian:20140220123545p:plain

[6] Proxyサーバの背後にいるので、Proxyサーバを指定する。Google chromeと同じでIEの設定を見に行くを選択すれば良い(ID, パスワードを設定している場合、この後の画面で入力が求められる)。

f:id:hermesian:20140220123546p:plain

[7] "Download Site"は国内(*.jp)を選択しておくことが無難。ここではftp://ftp.jaist.ac.jpを選択

f:id:hermesian:20140220123547p:plain

[8] あとあとapt-cygでインストールするため、ここでは最低限のやつのみ入れておく。

[9] インストールのサマリが表示されるので、[次へ]ボタンを押下

f:id:hermesian:20140220123551p:plain

[10] インストールされ、これでCygwinのインストールが完了となります。

f:id:hermesian:20140220123552p:plain

パッケージマネージャapt-cygをインストール

Cygwindebian likeなパッケージ管理ができるapt-cygが便利です(setup.exeをいちいち起動せずにコマンドラインでインストール操作が実行できます)。ただ、apt-cyg - PIB - Seesaa Wiki(ウィキ)を見るといくつか亜流ができているようで^^;

いくつかの情報で言及されているhttp://apt-cyg.googlecode.com/svn/trunk/からインストールしてしまうと、リポジトリのパスが変更になった(ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/配下がアーキテクチャで別れた)ため、動きません。なので先ほどのリンク先のものを利用します。

$ mkdir /tmp/apt-cyg
$ cd /tmp/apt-cyg
$ git clone https://github.com/koulokada/apt-cyg .
$ chmod +x apt-cyg
$ mv apt-cyg /bin/
$ apt-cyg —use-setprc  <= setup-x86.exeのcache, mirrorの情報を引き継ぎ
$ apt-cyg update

[追記] 2014.02.21

もしパッケージが足りない場合、apt-cygすると以下のようなメッセージが出力されます。 「wget, tar, gawk, bzip2いれてね。」と。

$ apt-cyg install inetutils
You must install wget, tar, gawk and bzip2 to use apt-cyg.

Proxy環境でapt-cygを利用する

[追記] 2014.02.21

大事なことを忘れていました。Proxy環境から利用するため、 Proxyサーバを指定する必要があります。 設定するところは、なぜかwget。たぶんダウンロードするためにwget使っているからかな。 /etc/wgetrcに記述します。proxyで検索すると記述例があるので、それに従い記述します。

$ vi /etc/wgetrc

...(省略)...
http_proxy = http://proxy.example.co.jp/
https_proxy = http://proxy.example.co.jp/
ftp_proxy = http://proxy.example.co.jp/
...(省略)...

コンパイラやライブラリをインストール

あとは開発環境を整備するための環境を入れておきます。

$ apt-cyg install gnupg -X
$ apt-cyg install gcc-core
$ apt-cyg install make patch
$ apt-cyg emacs emacs-el
$ apt-cyg install libncurses-devel openssl-devel readline libsqlite3-devel libxml2-devel libxslt-devel

次回は、rdenvでrubyの環境を整備します。