もっさり系のSEだけどデザイナさんと仕事をやることになった話
デザインが良ければ、全て良し?
- プロジェクトが大きくなればなるほど分業は進むわけで。
- しかも海外商談はビジュアルを見せて過度の期待を煽ってなんとか受注という状況。
- TSA(Thin Server Architecture)でクライアントサイドは完全デザイナ様任せ、サーバサイドはSEなんてケースが多数。
- でもデザイナ様のお仕事ってなーに?
- 顧客が何で困っているの?
- どんなデータが登場するの?
- そもそも顧客にヒアリングする場を設けよう
- つまりお願いするSE側としては、スケジュール管理が大変難しく見える...。
私でもできることってなんだろう...?
デザイン様に任せっぱなしもできないし、最初にきれいな絵が必要だし。 そんなときにできることは、最低限として顧客の要件をつめるだけの材料で要件を抽出することである。そのためにも素早く、顧客が利用を想像できる画面を提供しなくてはならない。
ツールを使ってすぐ修正できるモックアップを作る
有償のものが多いですが、最近ではコードを一から組むのではなく、お絵描きソフトの要領でぱぱっと作ったものからhtml, cssが吐き出せるそうで。そのままプロダクションに使うなんてこともやぶさかではないできです(著作権、意匠権は確認する必要がありそう)。
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- Prototyperを使ったモックアップ主導のUIワークフロー - taninnosorani blog
デザインコンポーネントも含むクライアントフレームワークを利用する
昨今流行っているクライアントサイドMVCには、デザインのコンポーネントは入っておらず、 それは作る側次第ということらしい。そんな中でも、OpenUI5やExt.js(Sencha Touche)などはデザインコンポーネント(既にcssで装飾されたボタンなど)が利用できる。 これならJavaScriptを知っていれば、デザインできなくてもある程度整った画面が作成できる。